今年もお世話になりました&来年の抱負を軽く。
今年一年、本当にお世話になりありがとうございました。
来年も引き続きどうぞよろしくお願いいたします。
というわけで、通常来年に入って書く感じだと思うのですが、リトル早めに来年の抱負をここに記しておきます。
[1]色んな意味で、実際に動く年にする。
[2]本を読む(冊数ではなく、実践&アウトプットを意識)
[3]某資格(Xデーは2月下旬)をきっちり取得する(企業さまに、自分の強みを「見える化」することに一定の貢献をしてくれると考えております)
今年は、半年間東京在住という変化のあった年ではありますが、実際に活動をしていくという意味では、来年が本当の意味でのスタートの年になるのかなと考えています。
県内はもちろんですが、足元である地元でできるだけ貢献できるよう、引き続き頑張りたいと思っております。
ではでは、よいお年を。
読書メモ-ビジョナリーカンパニー
・何を始めるのは、先は見えなかったが、仕事に励み、顧客を大事にする限り、限界はないと、いつも信じていた(ウォルトン(ウォルマート創業者))
・究極の作品は会社であり、アイディアを実現することでも、市場の機会をとらえることでもない
・製品ラインや市場戦略について考える時間を減らし、組織設計について考える時間を増やすべき
・変化と改善を促す、具体的な仕組みを整える(部門責任者に、自分の会社であるかのように運営する権限と裁量を与える)
・3つのP(ピープル、プロダクツ、プロフィッツの順に重要)
・収益は企業が存続するうえでの必要条件だが、それ自体が目的ではない。人間が生きていくための空気みたいなもの
・基本理念とは、「我々が何者であって、何のために存在し、何をやっているのか」を示すもの
・人が集まり組織となる理由は、個人でできないこと社会に対する貢献ができるようになるからである
・奉仕の優先順位(顧客、従業員経営陣、地域社会、株主(優先順位が一番低い))
・基本的価値観(信念)は、常に方針・経営手法・目標に優先させるべき(基本的に信念に反する場合には、いつでも変更しなければならない)
・想像力がこの世からなくならないかぎり、ディズニーランドが完成することは絶対にない(ウォルト・ディズニー)
・研究員は勤務時間の15%を自分が選んだプロジェクトに充てることを認め、社内にベンチャーキャピタルファンドを設定、各部門が年間売上高の25%を過去5年間に発売された製品で上げるよう求める規則を有している(3M)
・基本理念を維持し、進歩を促すための具体的な5つの方法
[1]社運をかけた大胆な目標(進歩を促す)
[2]カルトのような文化(基本理念の維持)
[3]大量のものを試して、うまくいったものを残す(進歩を促す)
[4]生え抜きの経営陣(基本理念の維持)
[5]決して満足しない(進歩を促す)
・BHAG(高い目標)
目標であり、声明ではない
英雄的な努力とある程度の幸運が必要なくらいの挑戦度合い
達成前に、次のBHAGを準備するべき
企業理念に沿ったものであるべき
・3Mのスローガン
[1]独創的なアイディアを持っている人の意見に耳を傾ける
[2]激励しよう、ケチをつけるな、アイディアを出すよう皆を奨励しよう
[3]優秀な人材を雇い、自由に仕事をしてもらおう
[4]部下の周りにフェンスを巡らせば臆病になる、必要なだけの自由を与えよう
[5]思い付きの実験を奨励しよう
[6]試してみよう、なるべく早く
・アイディアはすぐ試験する
[1]良い時はすぐに採用
[2]ダメでもそれが実際的でないと証明できれば、一種の保険になり安心できる)
・アイディアは本質的に新しく、社会のニーズに合致したものでなくてはならない(市場規模は小さくてもよい、その後大きくなる展開する可能性がある)
・問題解決派遣チーム(少人数の精鋭部隊を顧客の現場に送り、顧客に固有な珍しい問題の解決に当たる)
・素早い挑戦を継続する、失敗と分かればすぐに捨てる、失敗にも価値がある、成功よりもより素早く学ぶことができる
・「明日にはどうすれば、今日よりもうまくやれるのか」
・ビジョナリーカンパニーには、自分自身に対する要求が極めて高いという単純な事実がある
・不安感をもたらす仕組みと、将来のための長期的な投資
・HPの4つの義務
[1]収益性高く成長を続ける
[2]利益は技術の進歩への貢献によるものでなければならない
[3]従業員の人間としての価値を認め、従業員と会社の成功を共有できるようにしなければならない
[4]社会の中で責任ある企業市民として活動しなければならない)
・経営者が従業員のために働いているように感じる、17000人を超える会社になっても(HP)
・従業員は職場環境にあるすべてのシグナルを、大小問わず認知し、自分がどのように行動すべきかを考える材料にしている(社会的認知)
・ビジョナリーカンパニーの3原則
[1]基本理念がなくてはならない
[2]進歩への意欲を常に維持しなければならない
[3]基本理念を維持し、進歩を促すために、すべての要素に一貫性が取れた組織でなければならない)
・聖域は基本理念だけ(理念の障害になるものは、戦略・組織構造・報奨制度等であってもすべて変える)
・大事なこと
[1]時を告げる予言者になるな。時計を作る設計者になれ。
[2]「AND」の才能を重視しよう。
[3]基本理念を維持し、進歩を促す。
[4]一貫性を追求する。
(メモ)第1回福井ベンチャーピッチ(20171024)
発表者さん、担当さん、参加された皆さん、本当にお疲れさまでした。
当方も、当日イベント(第1回福井ベンチャーピッチ)のお手伝いをしながら、存分に楽しませていただきました。
その際、個人的にまとめていたものを、差し支えないであろう範囲でアップしておきます。
【基調講演(クラウドワークス吉田社長)】
・創業時3000万用意していた
・VCからの投資に関して、お金よりも、知恵が欲しかった
・VCは、人様のお金を運用している(同床異夢)ただ、次の調達に関しては、完全な仲間になってくれる
・成長スピードが全然足りなかった。自分に合うやり方で
<企業に関する20のこと>
[1]最初の事業は1つに絞る(2つやるのはリソースの分散)
[2]成長市場を見つけるのは(一般的に)投資家のほうが優れている
起業家は、俯瞰よりも、ある程度狭い視野で集中してできる人間
やりたい、やりたくないではなく、商売になるかならないかを冷静に見れる
起業家と投資家は、基本的に考え方(アプローチ)が違う
(2回目の事業では、投資家の意見をしっかり聞いたのが違い)
[3]胆力は捨てることで得られる。欲しいものを1つに絞り、あとは捨てる勇気を
パーカーとか来て楽せずに、スーツとネクタイで勝負(もっと高い所へ)
すべてを捨てて事業にかけた結果、うまくいった
1勝9敗(9回他人に勝たせる)。○○だけは勝ちたい!!!
クラウドワークスを通じて、世界を変える
[4]創業仲間とは信頼関係がないと考えるほうがうまくいく
最初は盛り上がるが、減点形式になりがち
日本代表のような例えで、共通認識を作る
最初は信頼関係ゼロスタート
罪を憎んで、人を憎まず(ルールつくり)
[5]経営の3つの柱(ミッション(存在意義)、ビジョン(事業目標)、バリュー(工場指針))
[6][7]ユーザーが大量に増える前にすべきこと
サービス開始のリソースの半分は、管理画面に割くべき
ユーザーにとって100%善なサービス創りにこだわる(リスクをとる)
※どんなゲームで、何がどうなれば勝ちなのか?(ルール)
[8]投資を受けたら競走馬となる
スピード、成果、テクノロジー、チームなど何かで勝負しない限り次は無い
社長は、たくさんいる。お金を使わずに成長するのが一番いい。
(正直、サラリーマン時代と、本質的には変わらない)
[9]投資額を生み出すための売上を想像してから使い始める(安易には使えない)
[10]お金の調達から逆算した事業計画を。足りなくなってから動いても遅い。
[11]成功者のアドバイスは100%正しいと考えるほうがうまくいく
起業家サラリーマン理論(後で、意味が分かることが多かった)
プライドの高い人間は、いきなりは言うことを聞かない。
自分が数年経験してからでないと、話が合わない。
[12]成功者のアドバイスを最速で実行すると運気が向いてくる
[13]2年後を意識した組織作りを短期で追い込むと、中長期で弱体化する
中長期の人材を常に新しく投入し続ける
(たとえば、上場前に上場後のプランを用意しておく)
[14]自分よりも優秀な人を採用する文化を
[15]トラブル発生の最優先事項は、起きうる最悪の事態を想定すること
[16]笑いは宝、笑いを求める人材は宝
[17]社長は考えるべき課題を絞るのが仕事
したがって早期の権限移譲が必要、ルーチンワークを排除せよ
[18]会社の目標は常に一つを心掛ける(管理も営業も、開発を経験させた)
[19]遠くを見ると経営は安定する(社長は遠くを見る)
[20]自分の会社の価値を挙げられるのは、自分しかいないと覚悟すること!!!
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【ベンチャーピッチ(県内企業5社)】
<1>オーカベガラス
・ガラスのネット販売、建材専門ウェブメディア、ageru.jp(福井のムダゼロ)
・ガラスを含めて建材を紹介してくれるとことってある?
・建材紹介メディアを作成するきっかけ
・無料のホームセンター(廃材)を贈与する。知られるを創る
廃材の提供により、無料の広告のようなものとして活用する
リスティング広告は、毎年毎月のように値段が上がってきている(使う人が増えている)
<2>エムディエス
・ファンがロケ地に行きたくなり、ロケ地の価値をより高める事業
・ロケの経済効果は、3年から4年
・ロケ地情報サイトはあるが、ロケの際の情報がない。
・ちりとてちん、あまちゃんの経済効果をバンバンとうたった後、3年で10万のロケポイントの登録を達成する!!!」と言い切る
・VCにビジネスの指標で語ると、ビジネスモデルへの突込みがどんどん入る
・VCは、リスクマネーを取り扱っている
・自分自身の判断ができない価値を感じるものにお金を出す、もっと大きな成長を意識すべき
<3>toitoitoi
・就職エージェント業界のユニクロになる「就勝」
・アプリで、気軽に手軽に就職希望企業とやり取りができる
・学生側が、受動的に企業を選べる
・【時間】【行動】【コスト】を
・もともと実績のある事業を伸ばすべき
・向き不向きもある、コンプライアンスも大事。
<4>オクター(西村さん)
・フィッシュパス。飲食店5店舗経営
・「遊漁券オンライン販売システム」
・遊漁券未購入問題(全国的な問題)
・売っている場所がわからない、早い時間から売っている場所がない
・GPS機能により、広域監視が可能、安否確認も
・監視システムに関しては、特許取得済
・150万人、830漁協。5年で400漁協と提携することを目標にしている
[1]システム収入、[2]地域広告収入、[3]企業提携収入(他業種との提携)
損保ジャパンとの提携が決まっている。川釣りのメッカ「福井」から
国内の漁港を、スピード感をあげて取り切ってしまうこと
そのうえで、海外展開を今から意識しておくとなおベター
<5>パワースタッフ(浜さん)
・虹の森カフェ
・シニアの居場所。生きる目的と居場所が必要である。
・【学ぶ】【楽しむ】【健康】
・コワーキングスペース(wework)海外のコワーキング急成長
・ソフトバンクも最近数千億出資した
追伸:2回目、来年3月に開催予定とのこと。またぜひ参加したいと思います!
ブルー・オーシャン戦略の8原則
策定の原則
- 市場の境界を引き直す
- 細かい数字は忘れ、森を見る
- 新たな需要を掘り起こす
- 正しい順序で戦略を考える
実行の原則
- 組織面のハードルの乗り越える
- 実行を見据えて戦略を立てる
- 価値提案、利益提案、人材提案を整合させる
- ブルー・オーシャン戦略を刷新する
読書メモ - 心を動かすデザインの秘密(荷方邦夫)
- 美学は専門領域として成立している。見た目の大事さ。美しい見た目の裏には、洪水のようにあるれる意味の世界がある。
- 心。無数の神経によるオンオフ(シンプルなシステム)と、保存できる知識の豊かさ。
- HM理論(必要条件・魅力条件理論)。必要条件が満たされているときに限り、魅力条件が商品の価値を向上させる要因となる。
- 価値意識の尺度LOV(誰かとの所属・結びつき、面白い楽しい、他人との温かい関係、充実感、尊敬される、刺激を感じている状態、達成感、安心感、自尊心)
- 相貌的知覚(かわいい(未成熟)な特徴を持っていると、他者から保護的な関係を受けやすくなる)
- デザインとは、現状をより良いものに変えることを目指して創意工夫することである(ハーバードサイモン)
- 多属性効用理論(最も重視する条件から順に評価する)
- 単純接触効果(繰り返し接触すると、対象の内容や良し悪しに関係なく、接触回数の増加とともに魅力・好意が高まる)
- 知覚的流暢性誤帰属説(繰り返しの接触などにより、対象の理解がスムーズな時、思わずその対象が好ましく感じられてしまう)
- 最適複雑性モデル(刺激が中程度に複雑な場合、U次関数のように好意が増加し、やがて飽和していく)
- 熟知性と新規性(なじみの店か、新奇のお店を開拓するか)
- 注意のメカニズムは、知覚心理学・認知心理学の重要なトピック
- 示差性(他と違う)、大きな円は小さな円よりも目立つ。が、たくさんの大きな円の中の、1つの小さな円は目立つ。
- アフォーダンス(環境を知覚するのに必要な情報は、環境によって提供される-ギブソン)
- 人間中心デザイン、ユーザビリティ(新幹線のトイレ(外側は引くためのバー、内側は押すためのプレート-ノーマン)
- シグニフィア(意図的であれ、意図的ではない者であれ、身の回り(環境)に仕掛けられた知識-(例)トイレのピクトグラム)
- スキーマ(ある対象に対して人間が持っているまとまった知識)とスクリプト(一連の命令のまとまり)
- デザインとスキーマの関係(IHヒーターが赤く光る、電気自動車に疑似的なエンジン音を出させる)
- メンタルモデル(ある物事が機能している仕組みをその人がどう理解しているかを表現したもの)
- 認知的経済性の原理(出張先のホテルを選ぶ際、以前用いて不満がなかったものを選択することで、複雑の情報処理を避ける(態度選択型ヒューリスティックの例))
- わかりやすさは、人工物の魅力を形作る強力な要因になる
- 経験経済(パインとギルモア、後にユーザー・エクスペリエンスへ。個人が人工物を使用する中で得る経験の質が重視されている。)
- (本能(アート)・行動(ユーザビリティ)・内省(経験価値))
- ナラティブ(エピソード・物語、関与・物語としてのブランドロイヤリティ、認知的経済性の高い基準)
- モノは苦楽をともにする(エピソード記憶)
- 準拠集団、集団の凝集性(お互いが集まろうとし、維持しようとする。所属意識を高め、異なる価値観に排他的な態度をとる。)
- デザインド・リアリティ(魅力も価値も経験も、人工物を伴う「デザイン」の上に成り立つ)
- 感性価値創造活動(ユーザーと人工物相互の価値を含んだ、インタラクティブな視座に立っている)
- デザイン・ディスコース(参加者が情報を解釈し、部分的に知っていることを共有して、理解する)
- 良いアイディアが生み出される可能性は、出されたアイディアの全体の量に比例する(オズボーン)
- 創造的発想のための活動(「ずらし」(例)歯を折るカッター(ガラスの破片や板チョコがヒントとなった))
- 類似・創意に気づき、これらの概念を結合する。また、複数人での活動が有効。ディスコースの中での「解釈と対話」が、豊かな結果を導く。
- 人間中心のデザインを周到に準備すればするほど、示差性が失われていく(ジレンマ)
- 情報が不足していると感じる人ほど、自分の外にある環境が持つ情報に対して積極的に行動する(クレイグ)
- 広告戦略10訓
- デザインを感じ理解することは、人間の認知プロセスを経てその「意味」をどう理解しているかに帰着する(認知デザイン)。
- デザインとは、人間が自分たちの生活をより良くしようとする活動の成果である。
人間の認知が持つ特性に沿うために、システムが備えるべき10の要件(ヤコブニールセン)
- シンプルで自然な対話を提供する
- ユーザーの言葉を使う
- ユーザーの記憶不可を最小限にとどめる
- 一貫性を保つ
- フィードバックを提供する
- 出口を明らかにする
- ショートカットを提供する
- 適切なエラーメッセージを使う
- エラーを防ぐ
- ヘルプとドキュメントを提供する
youtube聞きながら「読書・勉強」する日々が続く。
ある意味「とても贅沢な日々だったんだろうな」と思い返すことになると思ったのでとりあえず書いときます。
ではでは、また。
追伸:
いろいろ聞くけど、大森靖子さんを一番聞いてます。読書の時にはちょっとあれなんですけどね(笑)
(建設予定地)読書メモ - 成果を出すイノベーション・プロジェクトの進め方(横田幸信)
諸事情あり、実習に向けて別本を読む必要性が高まっているため、
地元に帰ったら、しっかり読んで書く予定です。
戦略マネジメントのためのカオス理論(柔軟性を持ち素早く対応する)
- 長期的なプランニングはかなり難しい
- 産業は安定した均衡状態になることはない
- 劇的な変化が突然に起こる
- パターンの短期的予測や予想は可能である
- 複雑性、深津實成に対処するためには、ガイドラインが必要である