(ほんの少しではありますが)法を学ぶなかで思ったこと。
中小企業診断士(一次試験)の7科目のうちの1課目「経営法務」にふれたことが、現状・行政書士試験に向けた勉強を始めるきっかけの一つになっています。
で、その頃から、現状まで(多少なりとも)法を学ぶなかで最近思ったこと。
それは、「法的思考力は、論理的な思考力を必要とする」のだなぁということ。
「経営法務」の対策などでも、基本暗記科目であるなどの解説を見たりすることが多いです。
そして、実際暗記することは、それなりに多いです(笑)
ですが、何度も読み解いていくうちに、はたと気づく。
法が存在するには、必ず理由がある。
納得できる理由があるからこそ、それに対する妥当な結論が存在する。
「○○である」と判断するためには、根拠となる条文があり、その条文の中の○○の定義をどうとらえ、なぜそう判断するか思考・解釈して結論を導く。
時の経過・時代の変化とともに、思考・解釈も少しずつ変化し、その都度修正されていく(以下、無限ループ)。
一個一個をただやみくもに覚えるのはなかなか苦しいのですが、それを繰り返していくことで、少しずつ体系だてて頭に残るようになり、何となく結論が見えてくるようになるといいましょうか。
まあ、いいかったのは「暗記中心だと思っていた勉強が、徐々に楽しくなってきた」ということです(笑)
正直、行政書士試験に向けた勉強の中で、どこまでそうした思考力が身に付くかは別として。
一日一日、限られた時間ではありますが、やるからには楽しんで学びたいものですね。
ではでは、また。