だいきっちゃんの日記

「ヒト」と「本」と「音楽」がスキです(中小企業診断士・行政書士...)

読書メモ - 心を動かすデザインの秘密(荷方邦夫)

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  • 美学は専門領域として成立している。見た目の大事さ。美しい見た目の裏には、洪水のようにあるれる意味の世界がある。
  • 心。無数の神経によるオンオフ(シンプルなシステム)と、保存できる知識の豊かさ。
  • HM理論(必要条件・魅力条件理論)。必要条件が満たされているときに限り、魅力条件が商品の価値を向上させる要因となる。
  • 価値意識の尺度LOV(誰かとの所属・結びつき、面白い楽しい、他人との温かい関係、充実感、尊敬される、刺激を感じている状態、達成感、安心感、自尊心)
  • 相貌的知覚(かわいい(未成熟)な特徴を持っていると、他者から保護的な関係を受けやすくなる)
  • デザインとは、現状をより良いものに変えることを目指して創意工夫することである(ハーバードサイモン)
  • 多属性効用理論(最も重視する条件から順に評価する)
  • 単純接触効果(繰り返し接触すると、対象の内容や良し悪しに関係なく、接触回数の増加とともに魅力・好意が高まる)
  • 知覚的流暢性誤帰属説(繰り返しの接触などにより、対象の理解がスムーズな時、思わずその対象が好ましく感じられてしまう)
  • 最適複雑性モデル(刺激が中程度に複雑な場合、U次関数のように好意が増加し、やがて飽和していく)
  • 熟知性と新規性(なじみの店か、新奇のお店を開拓するか)
  • 注意のメカニズムは、知覚心理学認知心理学の重要なトピック
  • 示差性(他と違う)、大きな円は小さな円よりも目立つ。が、たくさんの大きな円の中の、1つの小さな円は目立つ。
  • アフォーダンス(環境を知覚するのに必要な情報は、環境によって提供される-ギブソン)
  • 人間中心デザイン、ユーザビリティ(新幹線のトイレ(外側は引くためのバー、内側は押すためのプレート-ノーマン)
  • シグニフィア(意図的であれ、意図的ではない者であれ、身の回り(環境)に仕掛けられた知識-(例)トイレのピクトグラム)
  • スキーマ(ある対象に対して人間が持っているまとまった知識)とスクリプト(一連の命令のまとまり)
  • デザインとスキーマの関係(IHヒーターが赤く光る、電気自動車に疑似的なエンジン音を出させる)
  • メンタルモデル(ある物事が機能している仕組みをその人がどう理解しているかを表現したもの)
  • 認知的経済性の原理(出張先のホテルを選ぶ際、以前用いて不満がなかったものを選択することで、複雑の情報処理を避ける(態度選択型ヒューリスティックの例))
  • わかりやすさは、人工物の魅力を形作る強力な要因になる
  • 経験経済(パインとギルモア、後にユーザー・エクスペリエンスへ。個人が人工物を使用する中で得る経験の質が重視されている。)
  • (本能(アート)・行動(ユーザビリティ)・内省(経験価値))
  • ナラティブ(エピソード・物語、関与・物語としてのブランドロイヤリティ、認知的経済性の高い基準)
  • モノは苦楽をともにする(エピソード記憶)
  • 準拠集団、集団の凝集性(お互いが集まろうとし、維持しようとする。所属意識を高め、異なる価値観に排他的な態度をとる。)
  • デザインド・リアリティ(魅力も価値も経験も、人工物を伴う「デザイン」の上に成り立つ)
  • 感性価値創造活動(ユーザーと人工物相互の価値を含んだ、インタラクティブな視座に立っている)
  • デザイン・ディスコース(参加者が情報を解釈し、部分的に知っていることを共有して、理解する)
  • 良いアイディアが生み出される可能性は、出されたアイディアの全体の量に比例する(オズボーン)
  • 創造的発想のための活動(「ずらし」(例)歯を折るカッター(ガラスの破片や板チョコがヒントとなった))
  • 類似・創意に気づき、これらの概念を結合する。また、複数人での活動が有効。ディスコースの中での「解釈と対話」が、豊かな結果を導く。
  • 人間中心のデザインを周到に準備すればするほど、示差性が失われていく(ジレンマ)
  • 情報が不足していると感じる人ほど、自分の外にある環境が持つ情報に対して積極的に行動する(クレイグ)
  • 広告戦略10訓
  • デザインを感じ理解することは、人間の認知プロセスを経てその「意味」をどう理解しているかに帰着する(認知デザイン)。
  • デザインとは、人間が自分たちの生活をより良くしようとする活動の成果である。

人間の認知が持つ特性に沿うために、システムが備えるべき10の要件(ヤコブニールセン)

  • シンプルで自然な対話を提供する
  • ユーザーの言葉を使う
  • ユーザーの記憶不可を最小限にとどめる
  • 一貫性を保つ
  • フィードバックを提供する
  • 出口を明らかにする
  • ショートカットを提供する
  • 適切なエラーメッセージを使う
  • エラーを防ぐ
  • ヘルプとドキュメントを提供する

会話による伝達が成立する条件(グライスの公準)

  • 量の公準(必要な情報はすべて提供する。必要以上の情報を与えないようにする。)
  • 質の公準(偽りであると考えられることは言わない。適切な根拠をもたないことは話さない。)
  • 関係の公準(会話に無関係なことを話さない。)
  • 様式の公準(わかりにくい表現を避ける。あいまいな表現を避ける。簡潔に表現する。順序だった表現をする。)

youtube聞きながら「読書・勉強」する日々が続く。

ある意味「とても贅沢な日々だったんだろうな」と思い返すことになると思ったのでとりあえず書いときます。

 

ではでは、また。

 

追伸:

 いろいろ聞くけど、大森靖子さんを一番聞いてます。読書の時にはちょっとあれなんですけどね(笑)

(建設予定地)読書メモ - 成果を出すイノベーション・プロジェクトの進め方(横田幸信)

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諸事情あり、実習に向けて別本を読む必要性が高まっているため、

地元に帰ったら、しっかり読んで書く予定です。

戦略マネジメントのためのカオス理論(柔軟性を持ち素早く対応する)

  1. 長期的なプランニングはかなり難しい
  2. 産業は安定した均衡状態になることはない
  3. 劇的な変化が突然に起こる
  4. パターンの短期的予測や予想は可能である
  5. 複雑性、深津實成に対処するためには、ガイドラインが必要である

組織学習の5原則

  1. 失敗から学ぶ
  2. 絶え間ない再検証
  3. 直接体験による学習
  4. 知識の流動性を保つ
  5. 外界に目を向けて、知識を吸収する

戦略的意図(ストラテジック・インテント)5つの概念

  1. 勝利の本質に組織の関心を集中させる
  2. 組織の目標の価値を伝えることにより、人々をやる気にさせる
  3. 個人・チームが貢献できる余地を残す
  4. 環境変化に合わせて仕事を再定義し、やる気を維持する
  5. 戦略的意図を、資源配分の指針として一貫して活用する

アンラーニング8つの見解。

  1. それは十分ではない
  2. それは実験に過ぎない
  3. 驚きは疑問符であるべき
  4. あらゆる意見の相違・警告は、ある程度妥当である
  5. 協業者たちは意見が違っていても、どちらも正しい
  6. 門外漢は何を変だと考えているのか?
  7. 因果関係を示すすべての矢印は2つの頭を持つ(安定収束するシステムは、必然的にフィードバックを伴う)
  8. あらゆる主張に対する反対意見にも根拠がある(テーゼ・アンチテーゼ・ジンテーゼ)

読書メモ - ビジネススクールでは学べない世界最先端の経営学

・HBR、MITスローンマネジメントレビュー

経営学者は知的好奇心をドライビングフォース(推進力)としている。

・Novel(知的に新しい)か。

AMD(AOMによる新しい学術誌)

経営学に答えを求めるのではなく、思考の軸として用いる。

フレームワークの適用範囲は限定的

・競争の型「IO型」「チェンバレン型」「シュンペーター型」

企業価値を押し上げるビジネスモデルの4条件「効率性・補完性・囲い込み・新奇性*1

・新しい事業に求められるのは「イノベーティブ、かつシンプル」なビジネスモデル

・新奇性+差別化戦略(新奇性がある場合にはコスト優位戦略も企業価値を高める可能性がある)

・両利き経営(知の探索と知の深化をバランスよく進める)→知の深化に偏りすぎるとコンピテンシートラップに陥る

・知の探索「トヨタ自動車生産と米国スーパー」「吉野家ヤマト運輸」「セブンイレブンと米国コンビニフォーマット」

・新規事業部署の独立性を保ちつつ、既存事業と頻繁に意見交換して知見の共有を進める

・両利きのリーダー「広い企業アイデンティティ」「知の探索と知の深化の予算対立バランスを自らとる(責任を持つ)」「異なる評価基準・ルールをとることをいとわない」

・アーキテクチュラルな知を高めるには「組織の枠を超えたコミュニティでの知識交換」「組織内における分野を超えた情報交換」が必要

・創造性とイノベーションは別物であることを理解する

・外部と弱いつながりを多く持つことで創造性を高める→それを実現するには、強いモチベーションと組織内での強い人脈が必要

・チャラ男と、根回し上手な目利き上司のコンビ?

・「トランザクティブメモリー」組織に必要なのは「誰が何を知っているか(who knows what)」を知ること

・ブレストの役割([1]組織全体の記憶力を高める、[2]組織の価値基準・行動規範を共有する)

・組織から多様なメンバーを幅広く募り、メンバーを少しずつ入れ替えながら、定期的にブレストを行う

・ 世界はグローバル化、フラット化していない(むしろ隔たりが広がっている)

・嗜好性の高いデジタルコンテンツは特に距離的に近い取引が好まれる

・組織に必要なダイバーシティとは「タスクの多様性」であって「デモグラフィックの多様性」ではない。

・ホモフィリー(似た者同士がつながりやすく、また影響を受けやすい)

・男性よりも女性の方が、ホモフィリー人脈を活かせていない

・人と人とのつながりが個人の業績に影響を与える中、女性は2重のハンディキャップを負っている

・バリエーション→セレクション→リテンション

・2つのリーダーシップ「トランザクティブ型(アメとムチ)」「トランスフォーメーショナル型(啓蒙)」

トランスフォーメーショナル型の4要素「組織のミッションを明確に掲げる」「将来性や魅力を前向きに表現する」「常に新しい視点を持ち込む」「部下一人一人と向き合いその成長を重視する」

・カリスマリーダーは相手の五感に訴える「比喩的表現」「イメージ型の言葉」

・内発的動機付けとトランスフォーメーショナル型リーダーの相性(例:テッセイ(JR子会社・新幹線清掃))

・日本最強の後継社長は「婿養子」、同族企業の業績は総じて高い。

CSR活動を行い、きちんと説明・コミュニケーションすることは、結果として「稼ぐ力」につながる

・事業のたたみやすさと、キャリアのたたみやすさが、起業を促進する両輪である

・ハイブリッド企業のメリット(リアルオプション理論)

・EOの3姿勢「革新性(新しいアイディアを積極的に取り入れる)」「積極性(前向きに事業を開拓する)」「リスク志向性(不確実性の高い事業に好んで投資する)」

・経営者のパッション→コミュニケーションの活性化→ベンチャーの成長

*1:アミット・ゾット